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手作り腕時計
2012.11.06 Tue 18:26
とうとう5年越しになりましたが、念願の手作り腕時計を作りました(^^)

これはレディースウォッチです。ベルトは革紐で2重巻するようになっています。


こちらはメンズウォッチ。革の処理が甘いですが一応完成です(汗)



もう5年ほど前のことですが、三宮から元町に向かう細いガード下のお店で、なんとも味のある腕時計を見ました。
手作り腕時計作家の手による時計なのだそうで、真鍮で出来た、スチームパンク的なデザインの、なんとも味わいのある腕時計でした。

その後、何人か手作り腕時計をしている人と出会いました。そのたび、いつか僕も作ってみたいんだよね、みたいなことを話していたんです。それから数年経って、また同じようなことを言ってる自分に気が付いて、一念発起して教室へ習うことにしました。


お世話になったのは、天満橋にあるJHA関西で、2日間の講習を受け、出来たのがこの時計なのです。ジャジャーン!

今、機材をそろえている所なので、準備が出来たら時計を作りたいと思っています。
ベルトは革製なので、本格的にやろうと思えば、革の加工とかまで手を出さないといけないので、ベルトは革紐を使うつもりです。色々手を出すのはちょっと無理だし(汗)


時計のケースは、彫金のロウ付けという技法を用いて作っています。
これがうまく出来るようになれば、時計に限らず色々な物が作れるようになるのかな?と、夢も膨らみます。


うまく本体を作れるようになったら、革の時計バンドを作るようになって、革製品の加工もやりたい。
そうしたら、手帳カバーとか小銭入れとか、自分の作りたいものが作れるかなと思っています。


そんなことを考えていたら、革より帆布で作る方が簡単で色々なことが出来るのでは?と妄想はさらにエスカレートして、色々やるべき課題が満載になってきました。まあ、時計を作るだけでも5年はかかったのだから、すべてが実現するまでいつになるやらわかりませんが・・・当分、退屈はしなさそうです(^^)


 参考HP:手作り腕時計 JHA関西
http://www.jha-kansai.com/


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カニクレーン
2012.11.06 Tue 14:32
この機械知ってますか?



ミニクローラクレーンっていうんですが、キャタピラのついた小型クレーンと言えばわかりやすいですかね?


建設関係のお仕事をされている方にとっては、別に珍しくもなんともないかもしれないけど、なかなか面白い造形してますよね。

一般にカニクレーンと呼ばれております(笑)
海外では、こういった形のクレーンをスパイダーと呼んでいます(^^)

クモにもカ二にも見えますし、タラバガニはクモと遠い親戚だっていうから、連想するのは似たようなものかな(^^)

この足が張り出して、倒れないように足が4本張り出すようになっています。

このまま歩き出しそうですよね(笑)

工場に戻ってきていたので、今だっ!とばかりに撮影して来ました(^^)


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天気管の結晶
2012.11.03 Sat 22:26
前回のブログで書いた天気管のその後ですが、今朝、きれいな羽根のような結晶を付けたのでアップいたします。

意外にも、眺めていて飽きません。

一度、この試験管を倒してしまったのですが、
あっと言う間にこの羽根は粉々になってしまいました。

それを知っているからかもしれないけど、
ゆらゆらと、揺れる様は繊細で、はかない気がします。
























いかがでしたか?
雨の日や雪の日など、どんな表情を見せるのか楽しみですね。



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「フィッツロイの天気管」(Admiral FitzRoy's Storm Glass Barometer)っていうのを御存知でしょうか?



アルコールに樟脳等を飽和状態寸前まで溶かしたものを、ボトルに詰めたものなのですが、天候の変化に伴って樟脳の溶解度が変化するので、晴れの日は透明であったり、雨が近づくと結晶が見られたりします。

これを、中世ヨーロッパでは天候を予測する装置として使ったそうで、特にフィッツロイ船長が、航海の際に天気管の変化を詳細に観測して記録したことから「フィッツロイの天気管」などとも呼ばれています。


で、どのように見るのかというと、

・結晶が消えるか沈み、液が無色透明になる → 晴れ
・沈んだ結晶が少し浮かぶ → 気温が上がる
・シダ状の結晶 → 風
・小さな結晶・片状の結晶 → 曇り・霧
・白濁 → 雨
・シダ状、連続した星型の結晶 → 嵐・雷雨
・星状の結晶 → 雪・とても寒い日

ということらしいのですが、天候によって結晶が様々な変化を見せるようですね。
もちろん、現代の天気予報の技術と比べるほどの精度は期待出来るはずもないのは当然ですが、未来の天気によって見せる結晶の表情を変えるなんて、その不確実性に面白さを感じますよね。


というわけで、この不思議な装置を作ろうと思ったわけなのですが、今日は朝の5時から、嫁がまだ眠っている中、せっせと液体を作っていたのでした・・・(別にわるいことをしているわけではありません)


まず、材料です。

・樟脳20g
・塩化アンモニウム5g
・硝酸カリウム5g
・エタノール80ml
・精製水70ml

樟脳といえば、昔の防虫剤ですね。

僕たちの子供の頃と言えば、タンスの中は樟脳の臭いでいっぱいでした。ツンとくる臭いが服に付くので、長いこと着ない着物などを着ると、樟脳臭くて嫌でした。そんな樟脳さんとこんな形で再会するなんて、なんとも人生とは奇なるものですな。

最近の防虫剤には、タンスにゴンやムシューダといった臭いの付かないタイプが多いですが、これらは樟脳ではなく、臭わない有効成分「エムペントリン」を主成分としたものです。あれほど臭わないと良いのにといいながら、なくなっていくとなるとなんだか寂しい気がするのは、私が勝手な人間だからですかね?(笑)

この樟脳20gを、エタノール80mlに溶かします。
この、樟脳、1個7gあるので、3個で21g。このままでもいいかな〜と悩みつつ、少し削って20gへ。


次に、塩化アンモニウム5g、硝酸カリウム5gを精製水70mlに溶かします。たったこれだけしか使わないのに、残りはこんなにもあるなんて・・・(汗)


これらは食品添加物らしく、ハムの赤みを増すのに使われたりするらしいのですが、硝酸カリウムは火薬の原料にもなるらしいので、購入する時に使用目的や身分証明などを求められます。

使用目的を聞かれた時、食品関係と答えようと思ったのですが、変な嘘はすぐばれますので(ええ、経験上)、天気管を作成すると言って買いました。きっと、不思議な人だと思ったことでしょう。



さて、これで2つの液が出来ましたが、次にこの2つの液を混ぜましょう。



混ぜると、一気に白い結晶が出来ました。



急激に混ぜると、細かな結晶となってしまい、羽毛のような大きな結晶にはならないそうで、湯煎して再結晶という作業に入ります。



ポットのお湯を小鍋に入れ、そこにボトルを沈めます。
温まるにつれて、結晶が解けて行きます。



そして自然に冷えて行くのを待ちます…。
なので、ここで一時作業は中断し、私は会社へと向かいました。

さて、帰ってきたら結晶がうまく出来ているのでしょうか?
楽しみです(^^)



そして15時間後・・・・


帰ってきたら、結晶が多すぎて真っ白でした(泣)
でも、これは仕方のないことです。

結晶が多すぎる場合はアルコールを入れ、結晶が少なすぎる場合は精製水を入れます。ほんのちょっとで一気に変化するので、慎重にポトポトッって感じで入れて行きます。

この調整に2日ほどかかりました。例によって朝5時に起きてゴソゴソと作業を・・・(別に悪いことをしているわけではありません)

で、とうとう完成!!


羽のような結晶が見えるでしょうか?


というわけで、天気管の完成です。
後は、これがどんな表情を見せるか楽しみです。


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(参考にさせて頂いたサイト)
驚異の部屋― wunderkammer ― フィッツロイの天気管(作り方)
http://cuatrogatos.web.fc2.com/etc/wunderkammer/stormglass2.html

色々サイトはありましたが、ここのサイトが一番参考になりました。
作ってみたい人はご覧になって下さい(^^)












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